試運転

復活しましたか?

よくあることだが…

 作り手側が良い作品が出来たと思っても観客の入りが少ないことがあり、

稽古不足で幕をあけても満席のこともある。

いつものことだが、宣伝というのがいかに重要かつくづく思う。

四世鶴屋南北はとても宣伝に長けた人だったと聞く。

四谷怪談の公演前に幽霊やたたりの噂を流し、一座で練り歩いて寺に詣でたらしい。

今も、舞台や映画で四谷怪談をやると打ち揃って参拝している。

現代にくらべて情報網の少なかった江戸時代に、連日大入り満員の芝居を打つのは大変なことだっただろう。

前売りが芳しくないと、義理でも良いから観に来て欲しいと思う。

ある時期劇団の看板が人気者だったので、何の宣伝もしないのにチケットは売り切れた。

これもよくあることだが、当然のことだ。人気者にはひとが集まる。

今年のクリスマス公演はいかなる結果となるだろう。

内容には自信がある。あとは情熱だろうな!

昭和青春館にて

 和歌山2日目は、市内にあるライブハウス昭和青春館でのファイナルライブ。

その名前のとおり、昭和がいっぱい詰まったライブハウスで、

客席の壁は懐かしい’70年代のレコードジャケットやポスターで埋まっている。

見ているだけでも楽しい空間だ。

さて、天の里で8時に朝食をいただき、S先生の車で山を下り河を渡り、

一路昭和青春館へと向かう。空は晴れ渡り快適なドライブ日和り、

S先生の車も先月エンコしたポンコツから新車のボルボに替わっていて、

冬の風を切り裂く車の音はSFの世界へ想いを誘う。 

昼に青春館に着くと、ギターの保田さんは既に練習中。

ぼくもギターを出して二人であわせる。

途中でファイナルライブのゲスト貴志知美さんもみえて、

ドラムの梶川さん、ピアノの中谷さんも入ってリハーサル。

何と開場間近まで歌ってしまった。

開演は19時、昼からずっと歌っているので入れ込むことなくリラックスしてスタート。

”天まであがれ ”から”江古田スケッチまで14曲、貴志さんが4曲歌って30分オーバーで終演。

昭和青春館のファイナルライブに呼んでいただいたことを感謝しつつ、

観客のいないステージで保田さんと明日のリハーサルを始める。

日付が変わる頃、明日の準備でおおわらわのS先生(3日間の総合プロデューサー)とバンドメンバーのAさんが到着。

ぼくはまだ今宵の宿のチェックインも済ませていなかった。

それに、いつになく腹の虫が鳴いている。

和歌山でうまれた夢

 夢は何処かでつながっていた。

映画監督保坂延彦さんと10年も語り合ってきたひとつの夢 が、

今回の和歌山行きでうまれた夢とつながって、実現に向かい始めた。

その前に、和歌山の怒涛の3日間を報告。

初日は待ち合わせのすれ違いから始まり、なにやら波乱の予感。

それもまた楽しい旅のエピソードになる。迎えの茶人梅原宗直さんのお車で、

和歌山市内から1時間半はかかる天の里へ。

今宵はリゾートホテル”天の里”でのディナーショーである。

紀ノ川を渡り、かつらぎ町からの山道は、

まさに風の生まれる森。空気は一段と澄み渡り、初冬の山景色に見惚れる。

プロデューサーS先生は すでに会場作りの最中、

ぼくは、今宵のお客様に贈る色紙を渡され早速筆を走らせる。

贅を尽くした高原のリゾートホテルでの、限定20名のディナーショー。

16時、早くリハーサルを演りたいが、PAさんもピアノさんも 向かっている最中らしい。

17時、リハーサル開始、演奏はぼくのギターとピアノさんだけなので、サクサクと進行する。

12,3曲合わせると、そろそろ開場の時間。ぼくらはスタッフと退席して別室へ。

ディナーはお客様と同じメニューが運ばれてきた。

オードブルから始まってすべてが地元の食材を配した おいしい料理ばかり、

これから歌があることを忘れる。ピアノの中谷直子さんはジャズ系の方と聞いて、

急遽、ぼくが唯一ジャズっぽく歌える”セント・ジェームズ医院”を リストに入れた。

19時半、お呼びがかかっていよいよショーの始まりである。

ギターをかかえてステージへ。リビングには名古屋の研究所から運ばれたという巨大な音響板が四方に、

立派なコンサートホールと出来上がっている。照明は薄暗い。

いつものライブと違って譜面を見るつもりはなかったので、ぼくには心地よい。

ピアノさんはぼくの曲が初見なので、少々演りづらいかもしれない。

と思いながら、顔を見合わせて一曲目”28才”のイントロを弾き始める。

さすがにプロ、鍵盤楽器のアタックが心地よい。

12曲用意しているが、ぼくはトークが長いので、途中で止めてもらうよう、

あらかじめお願いしてある。安心してしゃべり始めると、早速演出席から合図がくる。

歌が3分、トークが5分という構成はさすがにないだろうとS先生からお叱りを受ける。

しかし、奇跡的に、90分をすこしこぼれた程度で ショータイムは幕を下ろすことが出来た。

歌も、1曲こぼれで済んだ。お客様を見送って、次はシークレットライブの準備。

これは宿泊のお客様のために、深夜リビングに集い、

酒や珈琲を飲みながら ギターで弾き語るという特別企画。

もちろん、お客様も自由参加である。これも楽しく時間を忘れて過ごした。

こうして一日目のステージが終わった。

次回は2日目、昭和青春館顛末記をお楽しみに! 

竹内緑郎 和歌山にて…

6日(金)19時半開演「竹内緑郎ディナーショー」山荘 天の里にて。

7日 (土)19時開演「竹内緑郎と和歌山旅行かばんLIVE~昭和青春館ファイナル~」

8日(日)19時開演「和歌山フォークタウン~’70年代フォーク」ゲスト出演

(お問い合わせは、和歌山フォークタウン実行委員会TEL073-452-3181まで)

和歌山で竹内緑郎三昧! 帰京したら報告します。

竹内緑郎の3日間が始まる

 3日前の日曜日、風呂上りにブラシ付きドライヤーで髪を乾かしている最中、

何を血迷ったかブラシで左目の眼球を突いてしまった。

痛いの痛くないのって、目から火が出るとはこのことだと、呻いた。

病院で診察してもらったら、ぶっきらぼうな青年医師が、

”黒目がべろんと剥がれていますね”と、軽い口調で言った。

ぼくの目は、”べろん ”という言葉に過激に反応して嘔吐したいくらい痛くなった。

タイミング絶妙に訪ねてきた友人が”ヤギの目だね”と笑った。

いつもブラック な奴だが、それを言うなら猫の目だ。と、

今日の稽古場でYさんに教えてもらった。

ヤギの目は横に割れていて、猫の目が縦に割れているそうだ。

いや、そんなことより、ぼくは歌の稽古をしなくちゃならないのに、目が痛いのだ。 

医者には、2週間後に痛みが残るようだったらまた来てくださいと言われ、

2種類の目薬を貰った。おかげでだいぶ痛みは和らいだような気がする。

そうそう、今週の金曜日から3日間、和歌山で歌う。

6日(金)19時半開演「竹内緑郎ディナーショー」山荘 天の里にて。

7日 (土)19時開演「竹内緑郎と和歌山旅行かばんLIVE~昭和青春館ファイナル~」

8日(日)19時開演「和歌山フォークタウン~’70年代フォーク」ゲスト出演

(お問い合わせは、和歌山フォークタウン実行委員会TEL073-452-3181まで)

関西方面の方は是非お越しください。いや、遠方からでも構いません。